私は卒業後、大学附属病院の急性期・慢性期棟、手術室で勤務しました。訪問看護に興味を持ったのは、緩和ケア病棟で勤務したことがきっかけでした。退院調整や意思決定支援を行っていく中で、介護支援専門員さんと関わる機会も多く複雑な社会制度や、生活環境を整えていくことの大変さを知りました。退院後も住み慣れた地域で、安心し生活できるよう支えになりたいと思い、訪問看護の道に進みました。これからも地域医療に貢献し、笑顔で日々の暮らしを送れるようにお手伝いをさせていただきます。

病院での勤務を13年経験した後、訪問看護師として働き始めました。お客様のライフスタイルに触れ、ご自宅では皆様の表情が明るく、入院中とは全く違う表情にあふれており、本当の笑顔に出会いました。その時、入院して治療することがすべてではなく、住み慣れた場所で過ごすことも治療のひとつであると感じました。入院しなくても看護が受けられる、慣れ親しんだ場所でその人に合った看護とケアを提供することを念頭に置き訪問看護師として携わってきました。「自分らしく過ごしたい」「最期は家に居たい」というお客様の気持ちを尊重した看護を提供できるよう今後とも研鑽を積んでいきたいと思います。

私は看護学校卒業後、大学病院の産婦人科病棟、整形外科・眼科病棟にて急性期・終末期・新生児期の看護を経験し、訪問看護ステーション勤務を経て渡米しました。日本とアメリカ両国で医療に携わり、日本医療保険・介護保険制度のすばらしさを再認識しました。訪問看護を通して、お客様とご家族様に安心と安らぎを感じていただけるようお手伝いしていきたいと思っております。